親(=私)の音楽歴について(小学生時代)

幼少期の楽器練習には親の協力が不可欠ですが、今回はそんな親の方はどういう経歴があるのさ?というお話。
私自身は小学2年生、ちょうど今の娘と同じ年の頃にヤマハ音楽教室でエレクトーンを始めました。なぜエレクトーンだったのか?わかりませんし、そういえば親に聞いたこともなかったですね…たぶんグループレッスンだし、家近だし、ヤマハというブランドがあるしとっつきやすかったのではないでしょうか。私の親は音楽を習ったことも独学でやっていたこともなく、あまりこだわりはなかったでしょうし…ただ、父親はモーツァルトが大好きだったのでモーツァルト前後の時代を中心にたくさんレコードやレーザーディスクを所有していました。


エレクトーンのレッスンは、初回は親同伴だったと記憶していますが、それ以降は子供だけの受講でした。ですので当然親は何を習っているのかもわかりません。自分が習っていないから家での指導もなく…いえ、楽器経験あるなしと家で練習を見るか見ないかは違いますね。たぶん、親が練習を見るものという意識はなかったんだと思います。練習しろとは言われますが、つい後手後手になり、弾けないと楽しくない&先生にも怒られるからもっと楽しくない…という負のスパイラルで、今思うともったいない時期を過ごしたなあと思います。


この時期の良かったことは、楽譜を読めるようになっていたことと、相対的にですが音感が養われたことでしょうか。この頃、練習が嫌いな割に聴奏は得意でした。気は進まないながらも楽曲のレベルは5、6級あたりを弾いていた記憶がありますが、実際に級を取得したのはどこまでだったかは忘れました(笑

楽しくないものを楽しくしていたものは、ひとえに選曲ですね。流行りのヒットソングやゲームソング、ジブリの曲に挑戦することは楽しかったです。ちょうどエレクトーンも高機能化が進み、あらかじめ記憶媒体でプリセットしておくことで、曲の進行に従って自動で音色を割り当ててくれる機種が登場したころです。


そんなエレクトーンですが、小学校5年生の頃中学受験をするため本格的に塾に通うことになり、やめてしまいました。


グループレッスンですが、習い始めから3年の間にもパラパラと生徒が抜けて、7-8人だったものが半分くらいまで減ってしまっていました。同じヤマハでエレクトーンを習っている他のクラスの友達はもう少し歩留まりが良かったようですが、生徒同士の仲が良さそうでうらやましかったですね。


その後無事に(?)中学受験を終え、エレクトーンを再び習うことはなかったものの、進学先の中学校でその後の音楽との関わりに多大な影響を与える環境が待っていました。

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