先日、環境バスツアーに参加させてきました。特に成績での参加資格はなく、先着順に申し込み受付されるこの催し(有料)は、予約枠が少ないため、席の確保が大切です。マイページのイベント申し込みからから手続きします。
バスツアーだったので、何が心配って、車酔いが一番の心配でしたが、酔うこともなく全行程十分楽しんだようでした。
行き先は山梨県都留市。都留市ってば「つるびー」なんてゆるキャラもいて、
小林養魚場に行ってきたよ!
— つるビー@都留市観光協会 (@tsurub) July 12, 2017
御正体山からの沢水でじっくりと育てたイワナやヤマメがた~っくさんいたよ♪
ここのお魚は臭みがなくて、談合坂サービスエリアなどでも炭焼きで売っていて、とっても美味しいんだよ(*^▽^*)
お刺身にしても身がプリッとしまっていて美味しいよ! pic.twitter.com/72HH8jdeCa
全体のテイストはモモンガ、額に県の花の梅、体の色は県の鳥のウグイス…という生き物。
つるびーがお出迎えしてくれたかどうかは不明ですが、初めてやってきた山梨県。都留市。
富士山のふもとにほど近いロケーションなんですね。都留市の形は…もしかして形が鳥(つる)が羽を広げて飛んでいる姿に似ているから?
それはさておき、今回はecoなだけに環境にやさしい暮らし、エネルギーに関することをたくさん学んできたようです。以下の訪問施設、すべて都留市にあるんです。
○ユニファーム
完全水耕栽培の野菜を生産しているファームです。光・湿度・温度・肥料など室内のコンパクトなスペースで育てられているのだそう。光にはLEDが使用されているのですが、波長によって生育の仕方が違うことなどの説明もあったようです。
実際育てられている野菜「シャインリーフ」の試食もあり。
私は「アイスプラント」という名前で知っていた野菜です。シャインリーフはファームの登録商標で、同じものみたい。多肉植物で、塩分を吸い上げる特長をもつことから、塩害対策に栽培された植物だったことが起源のようです。ユニファームではもちろん塩害対策などではなく…それどころかロケーションを活かし、水は富士山ろくの天然水だし、塩は海水のみを使用している国内産100%のもの。
うちでも食べてみましたが、パリッというようなシャクッというような珍しい触感で、みずみずしく、ほんのり塩味が利いている。ちょうど冷しゃぶの日だったのでおかずに添えてみました。
他にファームオススメのレシピはホームページに載っています。
言わずと知れた、都留市の大型コンテンツ。
時々体験乗車があって話題になっていますよね。見学センターでは走行試験路での試乗は出来ないものの、見学用テラスから走行の様子が見学できます。他にはリニアの、超電導の仕組みの展示、ミニミニリニアの乗車体験、内部を見られる車体模型展示など、乗り物好きの男児だけでなく興味深い展示ばかり…!2027年東京―大阪間を67分で走行予定とリニアの走る世界はすぐそこまで迫ってきていますし、体験してみたいなぁ。東京から車で一時間、大月駅から15分というロケーションなので、東京からのアクセスは良いですね。
○家中川小水力市民発電所
「人・まち・自然にやさしいグリーンアクションつる」活動の一つである、川の水力を利用した「市民参加型」の発電所。設立には「つるのおんがえし債」というものを発行し、一般の方からも資金を募って稼働させたんですね。
中受の視点で考えると発電の様式…つまり原子力・火力・太陽光そして水力の違い、それぞれのメリット・デメリットなどを考えるとても良い機会だと思います。それで実際調べたのですが、CO2は出ないし、24時間稼働可能、イニシャルコスト(水車の設置など)をかければランニングコストはほぼ0、あとはメンテナンス費のみで概ね低コストというメリットの多い発電様式なんですねえ。都会も、川を埋め立てて緑道にばかりしないで小水力発電すればいいのに、と思ってしまうほどです。
というわけで盛り沢山な、社会と理科の範囲にまたがるテーマのツアーでした。
おもしろかったぁ!という感想も大切ですが、これを今後の学習にどう活かしていくか。無駄にならないよう、関連するテーマが出てきたときに考えさせるきっかけに使えると良いですね。
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