親では足りない学習サポートを補う動画・ゲーム系ツール


子供と勉強で対峙する、という時、必ずしも居心地の良い時間であるとは限りません。


頬杖をついてだらだら書いたり、しかめつらをしたり、いかにも面白くなさそうなあの様子ときたら!!そもそも学習することに心理的抵抗感を感じているという印に他ならないので、そういう状況に陥らないような環境作りをしてあげるべきだとは思いますが、そうは言っても起き抜けで機嫌が悪かったり、友達とけんかして機嫌が悪かったり、兄弟の肩を持ったせいで機嫌が悪かったり………機嫌が悪いことが多すぎなんじゃあああ!!!甘えんのもたいがいにしろ!!!!


と言いたいところですが(いや、たまに言ってる笑)


親子って関係が近すぎるせいで、お互いなかなか素直になれなかったり、冷静になれなかったりしますよね。だから他人であるプロフェッショナルににお願いしているというというのが塾通いの最も大きな理由ですが、じゃあ、うまくサポートされないことについてはどうなの?ということが多々あります。リモートで誰か講義でもしてくれればいいのに、と。


そんな経緯で探し始めた「学習ツール」ですが、今の時代、プリントものだけではなく動画やゲーム等のインタラクティブなサポートツールが本当に充実していることがよくわかりました。

有料のものもあれば、無料のものもあり…しかし共通して言えることは、自分の学習したい(学習したい)単元を短時間でできるようまとめてある、ということです。合う合わないもあるでしょうが、見つけたものを備忘録代わりにレビューしてみたいと思います。



動画系


NHK for School

Eテレが提供するTVプログラム。レギュラー放送なので決まった時間にTVで見ることもできますが、サイトに行けばいつでも動画が観られるのだああ!!スゲーぞ!さすがNHKだけあって見せ方も上手いしな…。うちはまだ意識は低学年なので、「さんすう犬ワン」「おはなしのくに」「香川照之の昆虫すごいぜ!」などを観ることが多いけど、「考えるカラス」「大科学実験」「ストレッチマン5」など実に多岐にわたり、しかも面白い。さらに無料、とどめは出演者も豪華。これを活用しない手はないぜ、奥さん。


ただ、内容は「基本のき」のことが多いので、レベルの高いお子様には学習的なエンタメになりがちかもしれませんね。でも、勉強って面白いな、のとっかかりにはいいと思います。



Yahoo!きっず

Yahoo Japanの子供用学習ポータル。というかほとんどNHK for Schoolへの窓口になっています。ただ、NHKのサイトが番組という切り口で整えられているのに対し、Yahooから探すと番組を横断して知りたい単元についての体系的なまとめになっているので、こっちからの方がすばやく学習したい内容にリーチできそうです。



スクールTV

教科書準拠のプログラム。動画(無料)+ドリルゲーム(有料)の二本柱。

まず学校の内容をしっかり身に着けたい人、先取り学習をして学校での勉強に自信をつけたい人向け、でしょうか。動画2本までは誰でも観られますが、3本以上になると無料会員登録・ログインを求められます。

動画に連動したドリル、挿入されるエフェクトなど、センスもいいので無料でどこで収益を上げているのだろう?と思ったら、提供元のイー・ラーニング研究所はこうした別の教育プラットフォームの開発や関連書籍の販売が本業、ってところのようです。



とある男が授業をしてみた

アメブロでコンテンツを紹介し、YouTubeで動画公開している、一般男性(もしかして有名?)の方。最近塾チャンネルというサイトを立ち上げられて、動画検索しやすくなり、関連プリントのpdfもダウンロードできるようになったみたいです。小学3年からだいたい中学校の範囲をカバー。数学のみ高校の分野もアリ。



スタディサプリ

リクルート(株)が提供する学習動画配信サイト。有料(980円/月)。有料ですが、小学校4年から高校まで、提供している動画は1万本。さらにそれらは塾の有名講師が講義を行っているようで、サンプルを観た限りですが緩急つけたしゃべりには、つい引き込まれそうになります。子供の学年問わず、どの講義も視聴することができるので、それらが見放題ということであれば割安…なのかな。



ゲーム系


算数けいさんドリル(NHK提供)

こちらもNHK提供のコンテンツ。タブレット端末で操作すれば、学習用端末に大変身。

しかし、Flashで動いているため、iOS純正ブラウザSafariでは動作しないので、別途PuffinなどのFalshが動くブラウザをインストールする必要があります。



岩手県立総合教育センター 情報・産業教育ウェブ 開発教材倉庫

岩手の県立機関の情報産業部門がその技術を活かして教育資材を作っている、ように感じます。

こちらは必ずしも学習教材とは限らないけど、無料で使えるコンテンツが多いですね。対象学年も小学生から高校生まで幅広い。タブレット端末用のWeb教材、Flashのミニゲーム系、アプリ…本当にいろいろあります。



怪盗ねこぴー

国算社理+英のコンテンツ、さらに幼稚園児のことば・かず学習にも対応。すべて無料で使用できます。マドレウィン・パートナーズというベンチャー企業が提供しているコンテンツで、子供向けオリジナルコンテンツのコンサルティングから作成まで行っている会社のようです。



まなゲーらんど

「学習ゲームとはいえゲームらしいゲームがないじゃないか!」というところが開発の原点であるようで、ストーリー性、キャラクターデザイン等スマホアプリゲームを感じさせる作り。タブレット端末対応多数。無料。株式会社まなゲー提供で、従来の「単調な」勉強に一石を投ずる活動の一環であると思われる。講演活動、普及活動、遊ぶ側から作る側へとプログラミング教室の開催など、法人の方向性が見えやすい分安心感があります。

実際遊んでみたところ、キャラクターデザインや背景も作りこんでいる感じでセンス良いし、何よりサウンドが凝っていると思う。ホント、ゲームみたい。これなら、いくつか持っているDSの学習ゲーム、買う必要なかったんじゃ…(笑



塾通いを始め、弱点が明らかになるにつれ必要に迫られていろいろ探してみましたが、無料で使えるものが思いのほかたくさんあることに何よりも驚きました。まず無料のものを使ってみて、それで足りなくなって来たら課金かな…。弱点を補える単元からじっくり視聴させてみようと思います。


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