新しいバイオリン教本1ほぼ終了

幼児用の教本と並行して進めていた「新しいバイオリン教本1」。この度終了しました。

最終曲であるウェーバー作曲「狩人の合唱」はそこまで出てきたどの曲よりも曲らしい曲で、基礎の練習曲を感じさせないもの。スラーあり、繰り返しあり、そして、重音あり。まるでそれまでの練習の成果を試すように、習ったテクニックがふんだんに使用されています。

模範演奏CDを聴きながら、娘より短い期間でここまで到達したお子さんの動画を観ながら、娘は至ってフツーだと感じたりうちもこの曲を早くクリアして先に進んで欲しいと思う一方で、さらに難しくなる2巻の曲を聴きやっぱりじっくり取り組んで欲しい、と思ったり。


こういうフレーズや、

こういうフレーズの連なりは指が転ぶ典型ですが、そこに到達したことも始めた頃を考えればかなりの進歩かな。
まあ、それよりも何よりも、彼女を一番苦しめたのは、

重音
でした。

友達が発表会で難なく重音を弾く中で、何度やっても二線が均等に鳴らない、音が取れない、きれいに響かないのはきっととんでもないストレスだったと思うのですが、お手本を示したり、鍵盤ハーモニカで音をイメージしたり、全くヴァイオリンを弾けない父親が弾く(真似をした)ことで、難しくてできない、という先入観を取っ払ったり…今回はとにかく出来うる限りのことをしましたね。

これが、また一つ自信となって…できればヴァイオリンだけでなく、すべての困難に立ち向かう原動力になればいいなと思うのですが、さてどうでしょうか。

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