いつだったか、TVかあるいはSNSで知り合いが、子供にもできるプログラミングツールがあるという話はなぁんとなく聞いた覚えがありました。
そこに「CA Tech Kids CAMP Spring 2017の申し込みとMacBook Air」で書いた通り、仕事アカウントに来た自分宛てメルマガの中に「子供向けプログラミングスクール開講!」の文字を見つけて、現実のものとしてつながりました。
ちなみにメルマガのスクールは「富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)」。うちからは行きにくいですが、お近くの方がいらっしゃれば、オープンからの一斉スタートになりますから、それも良いですね。
娘はこの4月で小学3年生。そろそろ情操系の習い事だけではなく、論理・学習系の習い事も本格的にターゲットとなるお年頃。ちょうど良いタイミングだと思います。しかし、今現在は、論理的に文章を組み立てるのも、アイディアを具現化するのも、知らない環境に積極的に入って行くのもまだまだ難しい状況。プログラミングを覚えさせたいというよりも、それに何か一石を投じられれば良いな、と思っての体験会参加です。
娘にプログラミングなんて言っても「?」となるのは想像に難くないので、まずは「ゲームを簡単に作れる方法を教えてもらいに行くけど、あなたならどんなゲームを作りたい?」というところから。
- 散歩していたら犬が逃げちゃった!
- 追いかけてつかまえろ!
- 罠をしかけたらどうかな?
- えさだけ取って逃げられちゃったら?
歩きながら話していると、いろいろなアイディアが浮かんできます。それを実現できるかどうかはまた別の話として、元々がゲーム好きですから、なんだかワクワクして来たようです。
さて、体験会会場は渋谷マークシティ13階、サイバーエージェントが入居しているフロア。このブログのサービスもAmeba Owndから提供されたものですから、そのお膝元だなんてちょっと感無量。いや、そうじゃなくても、ネット界隈では有名企業ですからね。
その企業の「社会貢献」という側面もある「CA Tech Kids School」の方針は、プログラマーの育成ではなく、アイディアを具現化する力、実行する力、それを伝える力の育成ということですから、まさに私のやらせたいことにピッタリ。
プログラムを書くのが大好きで、しかも子供との距離感の取り方がとても上手なメンターのお兄さん、お姉さんに教わりながら、終始楽しそうな雰囲気で過ごした1時間半。ロクにパソコンなんて触ったこともなく、クリックやキー配置などもわからないし大丈夫かしら?と思っていたら、帰る頃にはしっかりScratchで開発したミニゲームを完成させていたのでした。
娘と来たら、最初の心配はどこへやら、Spring 2017のCAMPが楽しみなどころか、怖じ気づいていた最終日のプレゼンもどんと来い!だと、まあものすごい変わりよう。おまけに、Schoolも習いたい!お願い!と言い出す始末。うーん、さすがにそれはどうしましょうかねえ。。。
それはひとまず置いておいて、先日購入したMacにScratchの開発環境をインストールしたら、家でもカチャカチャご飯も食べずにやっていましたね。体験会冒頭でX座標、Y座標(0,0)からマイナスなど出て来て、数学(算数)だったらそんなにすんなり頭に入ったかどうかわかりませんけど、キャラの位置決めに必要な要素ですから実感を伴って覚えられたんじゃないですかね。まあ、そういうこと。
ちなみにSchoolの方では今年から3年一単位での教習コースとなるそうです。
- 1年目:Scratch開発
- 2年目、3年目:iPhoneアプリ開発、Android開発、3Dゲーム開発のいずれかを選択
というコースを辿るというもの。で、実際これまで受講した生徒がアプリをリリースした実例も散見され、感心することしきり。それから、習う歳のボリュームゾーンも小学校3年生、4年生なんだそうです。まあ、ここで自分の子供がそうなれると思っちゃイカンよね。
そうそう、今度Tech Schoolが教本を上梓するようなので、その備忘録。
娘がこっちを見て表情で「買って!」と言っていました(笑
ちなみに、Scratchではなくマイクラなんだけど…
マイクラ(Minecraft)のコースはCAでは今年からSchoolプログラムからは無くなり、CAMPのみのコースとなるんだそうです。
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