SAPIXの入室説明会に行ってきました


習い事と言って良いのかわかりませんが、中学受験シーズンも終息し、各塾では早くも新学年としての入室テストが行われるため、先日SAPIXの説明会に行ってきました。


SAPIX小学部と言えば、今ではその進学実績で数ある進学塾の中で、首都圏で頭一つ抜けているという印象があります。


そう思ったのもSAPIXの合格判定ライン偏差値の低さ。偏差値はその集団での平均、偏差、分散を示すものですから、それが低いということは集団のレベルが他の大手塾に比べて相対的に高いということに他なりませんが、それにしても最上位校で他の大手校と10も違うことがあるなんて統計的には異常事態ですよ!


私自身は日能研から中学受験をしたものですが、今のSAPIXには進学実績といい、偏差値といい、最初は開いた口が塞がりませんでした。だって、今まで日能研が一番かと信じて疑わなかっ(r …えー。当時はですね、日能研と四谷大塚が二強で、歳バレを恐れずに言うと、まだSAPIXはこの世に存在してなかったですね(キッパリ)。


中学に進学して友達からこんなエピソードを聞いたことがあります。社会科の授業で世論をどう読むか?という話があって、ある生徒が「せろん!」と答えたらしいんです。どこで習ったのか?というと塾でという回答。それをお聞きになった先生が「それじゃあ日能研ではよろんと教えて、四谷大塚ではせろんと教えてるんだね〜!」と言ったとか言わなかったとか、また聞きなので真偽のほどはわかりませんが。


とにかく、そこで時間が止まっているので、いきなりSAPIXが最強(の進学実績)と聞いた時には、あれから一体何が起こったのか、考えさせられました。


その謎が、解ける…かもしれないのですよ。興味持ちますよね?


とはいえ、もう一通りネット検索/パンフレットは入手済みだったので、説明会でとても驚くというほどのことはなかったのですが。SAPIXメソッドで私当時の日能研とは違うナァと思ったのはだいたい以下の通り。


  • 1クラス20人程度の少人数制
  • 徹底した復習主義で、毎回薄手のテキストを受講日に配布される
  • 受動主体ではなくディスカッション主体
  • 一斉テストは月イチ
  • 6年生でも通うのは週3


てなところですかねー。入室していないので誤解もあるかもしれませんが。少人数制で目が届く範囲、植え付けの知識でなくまずは考えさせる、という方針が、今の中学受験の傾向にマッチしてるんじゃないか?というのが今のところの考察です。


日能研は…特に予習は求められていなかったんじゃないかと思いますが、通校メイン、毎週テスト、一クラスはさすがにあやふやですが4人掛けが横2列、縦に少なくとも6-7列あったように思うので、一クラス50人くらいだったんじゃないかな?あ。あくまで当時の話であって、今どうかは知りませんよ。昔は子供、多かったですからね。少人数でじっくりな中学受験塾なんて考えたこともなかったですけどね。まあ、正確には考えが及ばなかった、でしょうか(笑


その辺りは、子供二人を私立中学に送り込んだ母に聞いてみたいのですが、残念ながら初孫を見て安心するかのように亡くなってしまったので、もう保護者の立場で当時を詳細に知る人物はおりません。その初孫がもう中学受験を考える時期になったと知ったら、また活き活きとしたんじゃなかろうか。塾で行われる週毎のテスト結果も非常に楽しみにしていましたから…もちろん悪い点を取るなんて許されていませんでしたが……。


もしくは逆に、テスト一つに一喜一憂するな、なるようになる行くべきところに収まる、なんて諌められるかもしれませんが。


↓↓更新頑張ります。よろしければクリックお願いいたします。

0コメント

  • 1000 / 1000