動いた?
この時点でかなりシラミの疑いを強く持っていた。ネットで見たそれととても似ていたからだ。しかし、確定診断をしなければ駆除も何もあるまい。行くのは小児科なのかどこなのか…
商品名はスミスリンでお値段は3000円弱。ドラッグストアでは少々安いと聞いていたのですが、調剤薬局とあまり変わらず。
今年は退会しようかと悩んだがでかした!おあつらえ向き!早速持ってこさせ、調節。レンズの位置を合わせ、高さと明るさも調整し、そっと覗き込む。
やっぱ卵じゃね…?
ギャ!!!!(閲覧注意)
しかしコイツ、シャンプーでも生き残ってやがったな。チビめ、待てと言うにソッコー流しやがったからな…。体幹部に透けてる黒いカプセル状のものはシラミの消化管で吸った血ではないかね。にしても、思っていたよりずいぶんカワイイ感じだな。
ちなみに、シャンプーでは幼虫・成虫は死にますが、卵には効かないので孵化するまで飼っておいて、駆除までには数日おきに3-4回のシャンプーが必要です(スミスリン添付文書pdf)。1ボトル80ml入りなので、2人の子供の完全駆除にピッタリくらいのサイズですね。
高いので、なんとか買わずに済ませられないか?とか除虫シャンプーは体に悪くない?と考えられる方もいらっしゃるのでしょうが、可否はともかく上の画像の虫がかわいい子供の頭に棲みついて吸血しているということをよくお考えなさいましね。
また、よくアタマジラミとフケ(ヘアキャスト)の見分けがつかない、という話を聞きますし、私自身もそうでしたが、ミクロかんさつスコープで覗くとミクロ的にはこれくらい違います。
真ん中の一際白く細長いのがフケです。シラミの卵はね、しごきとって見るとちょっと黒ずんでいるんですよ。孵化して中身がないのはやや白っぽいですけどね。そこも見分け方のコツかな。
さいごに、このスミスリンはアタマジラミだけでなくケジラミにも効くとのことで、薬局で妙齢の女性単独で店員さんに声を掛けるにはちょっと勇気が要りましたね!また、アタマジラミは頭同士の接触の他、ロッカー・脱衣かごの使用でもうつることがあるとか(byスミスリンの添付文書)。うちの子らはどちらが外からもらってきたのかわかりませんが、小学校で注意喚起が出ていたことからすると、髪の長い娘の方が可能性濃厚ですね。
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