もう終了してしまいましたが、CA Tech Kids CAMP Spring 2017に参加してきました。
CA Tech Kids CAMPとは、CA Tech Kidsが主宰する春期・夏期などの長期休暇に行っている短期プログラミング講習会。会期は期により3日から7日間に及び、朝から夕方まで同年代の生徒とメンターさんと呼ばれる講師と比較的柔らかい雰囲気でプログラミングに明け暮れます。
都内某所、とある会議スペースで3日間、各日10:30-16:30の長丁場スケジュールをこなしました。娘が選んだのは「ワールド創作コース初級」。YouTuberも実況する人気ゲームMinecraft(通称マイクラ)の世界でプログラミングを学ぶというコースです。
良いか悪いか、こちらから与えずともAppleTVでダラダラYouTubeを観ている時にたどりついたんでしょうね。いつの間にかマイクラのことは知っていたようで、今回のキャンプはマイクラを是非に。という娘の希望通り、あらかじめ開発に必要なMod「ComputerCraftEdu」を最近購入した中古Macにセットアップして行きました。この開発環境を整えた件はまた別の機会に。
まず、手弁当でチームメートやメンターのお兄さん/お姉さんと開発からランチタイムまでどっぷり過ごした3日間は本当に楽しかったようです。パソコンの基本操作も怪しかったものが、この講習会ですっかり手慣れたもの。そういうものに慣れて扱うことへの抵抗感がなくなったのは良かったです(基本ですな)。
また、最終日には3日間の集大成として各人2分程度で自分の作品をプレゼンする発表会が行われました。参加者やその父兄、メンターさんなどが大勢見守る中、原稿を見ながらではありますがちゃんと発表ができ、こだわって作ったポイントが伝えられたというのも良い経験ができたと思います。 プレゼンの中身自体は、メンターさんによるプログラム再生早回し動画やリアクションによる盛り上げ、コメントなど、ひとえにメンターさんのお膳立てがあってのことで、これにはとても感心しました。
そして肝心のプログラミングですが、確かに画面制限いっぱいに、繰り返し構文なども使って教本にはない自分だけの建造物をタートルに作らせるプログラムを書いたようで、その根気よさと発表のための成果物を作るという目的を達成したこともたいしたものです。 ただ、マイクラ操作自体にまだ慣れていないこともあるのでしょうが、家でプログラムを再現したり、新たに書いたりできるかというとそこはちょっとアヤシイ。
(講習中に作成したと思われるレッドストーン回路。新規ワールドsにはこのような遺物が転がっており、努力の跡がうかがえる)
また、「マイクラやる!」ってやるのは良いのですが、ただ遊んでいるだけで残念ながらあまりプログラミングするってことにはならないですね。そこらへんがTech Kids Schoolでも1年目はすべてScrachの学習に充てられることになった理由の一つかもしれないなーと推測しています。
それにしても、終わった直後は「ScrachでもいいからSchoolに通って習いたい!!」とノリノリでした。ただ、私としては別に将来プログラマーにしたいわけでもなく、Ifや場合分け、座標や空間把握のような見方を身につけるのは大切だと思いますが、それであれば自宅Macにマイクラ開発環境だけでなくScrach環境も構築したので、やりたいのならまず自分の家のパソコンでいじった上で、通いたいなら通えば良いと思ったのでした。
CAMPから明け、最近では「やっぱりプログラミングは習わなくてもいいから、マイクラの講座があったらまた参加したい」にトーンダウンしました。その間、Scrachには全く触れずです。そもそもScrachはキライらしい
まあ、思った通りでしたわ(笑
Scratchでも、スーファミ程度のゲームが作れるなんて表現をどこかで読んだ気がしするんだけどな。興味を持って、こだわって、作りこんでみればいいのに残念。
ただ、最近SAPIXからもらってきたチラシでこんなものが載っていたので気になりました。
KOOV。ロボットプログラミングツールです。似たようなものがレゴにもあるのですが、半透明なビジュアルにシンプルさはこっちに軍配が上がるかなあ、と個人的には思います。
そもそも、レゴの方はちょっと男の子向け過ぎない?調べてみたのですが、ラブリーなものを好むジョシにはあんまりウケなさそうなメカメカしいヴィジュアルで…あ、いや、メカ女子がいてもいいんですけど、やっぱ昔ジョシ(今オバハン)としてはカワイイほうがテンション上がるんじゃないかなあと。
キットは4-5万といったところですが、iPadでもプログラムを書いたり、組み立て構造図を3Dで解説したり、オリジナル作品を簡単にシェアすることができるアプリがあるようです。分厚い解説書を読んで〜、プログラムをガリガリPCで書いて〜、USB経由で転送して〜、というハードルが高いものではなく、比較的気軽にできそうなのがとても良いです。ってか私が欲しい(またそれ
言語は見た目がScrachに非常に似ていますが、Scrachではないみたい。
KOOVについては、そのうちソニーストア銀座にでも現物を見に行ってみようと思います。
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